🏦 iDeCo 節税額シミュレーター
iDeCo(個人型確定拠出年金)の月額掛金から、所得税・住民税の節税額・累積節税額・60歳時受取額(運用益込み)・受取時税金まで一括試算。職業ごとの掛金上限・新NISAとの比較も。2022年10月制度改正対応
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📊 職業別 iDeCo 掛金上限
| 区分 | 月額上限 | 年額 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 会社員(企業年金なし) | 23,000円 | 27.6万円 | 最も多いタイプ |
| 会社員(企業型DCあり) | 20,000円 | 24万円 | 2022年10月〜マッチング拠出と二者択一 |
| 会社員(DB・厚生年金基金) | 12,000円 | 14.4万円 | 確定給付企業年金あり |
| 公務員 | 12,000円 | 14.4万円 | 共済年金加入者 |
| 自営業・フリーランス | 68,000円 | 81.6万円 | 国民年金基金と合算枠 |
| 専業主婦(夫) | 23,000円 | 27.6万円 | 所得控除メリットは限定的 |
出典: 国民年金基金連合会「iDeCo公式サイト」(2024年最新)
📐 iDeCo 3つの税制優遇
① 掛金が全額所得控除(一番大きい)
iDeCoの掛金は「小規模企業共済等掛金控除」として、全額が所得から差し引かれます。年収500万・税率20%なら年間掛金27.6万円→節税額は 27.6万 × (20% + 10%) = 約82,800円
② 運用益が非課税(通常20.315%課税)
普通の投資なら運用益に20.315%(所得税15%+住民税5%+復興税0.315%)課税されますが、iDeCo内では完全非課税。30年運用すれば数百万円の差。
③ 受取時も控除あり
一時金受取→退職所得控除、年金受取→公的年金等控除。受け方を工夫すると受取時もほぼ非課税にできます。
🆚 iDeCo vs 新NISA 比較
| iDeCo | 新NISA(つみたて投資枠) | |
|---|---|---|
| 掛金所得控除 | あり(最大の節税) | なし |
| 運用益非課税 | あり | あり |
| 受取時税金 | あり(控除あり) | 完全非課税 |
| 引き出し制限 | 60歳まで原則不可 | いつでも可 |
| 掛金上限 | 年14.4〜81.6万 | 年120万+成長240万 |
| 手数料 | 口座管理料 年2,000円〜 | 基本無料 |
| 投資対象 | 商品20〜30本 | 投信・ETF・国内外株 |
👉 節税最大化したいなら iDeCo、流動性が欲しいなら NISA、両方使えるなら 併用が最強。iDeCoで節税して浮いたお金をNISAに回すと効率的。
💰 受取時の税金(一時金 vs 年金)
一時金で受け取る(退職所得扱い)
退職所得控除が使える。勤続20年以下は40万×年数、20年超は800万+70万×(年数-20)。30年加入なら 800+70×10 = 1,500万円まで非課税。さらに残額も「1/2課税」で大幅軽減。
年金で受け取る(雑所得扱い)
公的年金等控除が使えるが、公的年金と合算するので注意。65歳以上で年110万円までは非課税。
併給(一部一時金+残り年金)
どちらの控除も使える折衷案。退職所得控除に収まる分を一時金、残りを年金で受け取ると有利になることが多い。
⚠️ iDeCoのデメリット・注意点
- 60歳まで引き出せない: 急な出費に使えない。最低5,000円/月から始めて無理のない額で
- 口座管理手数料: 加入時2,829円 + 毎月171円〜(金融機関で異なる)。SBI証券・楽天証券・マネックス証券は最安帯
- 専業主婦は節税メリット小: 所得控除を活かせないので、節税目的なら配偶者扶養を外して働く検討も
- 運用商品の選び方: 元本確保型(定期預金)だけだと手数料負けする。低コスト株式インデックスを選ぶのが基本
- 受取時の落とし穴: 退職金と同じ年に一時金受取すると退職所得控除が共有されて損する場合。受取タイミングを5年以上ずらす
❓ よくある質問
- iDeCoの掛金上限は?
- 会社員(企業年金なし)月23,000円(年27.6万)、企業型DCあり月20,000円、公務員月12,000円、自営業月68,000円(年81.6万)、専業主婦月23,000円です。
- iDeCoとNISA、どちらが得?
- 節税効果はiDeCoが大きいですが、60歳まで引き出せません。流動性重視ならNISA、老後資金専用ならiDeCo、両方併用が最強です。
- iDeCoの受取時に税金がかかる?
- はい。一時金は退職所得控除、年金受取は公的年金等控除が適用されます。一時金受取のほうが節税になることが多いです。
- 途中で掛金を変更・停止できる?
- 年1回まで掛金変更可能。停止(運用指図者)もできますが、口座管理手数料は引かれ続けます。
- 会社員でも自分でiDeCoに加入できる?
- はい。会社の企業型DCに加入していても、会社側がマッチング拠出を採用していなければ個人型iDeCoに同時加入可能(2022年10月〜)。
- 年末調整で控除できる?
- 会社員は「小規模企業共済等掛金控除証明書」を提出すれば年末調整で完結。自営業者は確定申告で控除します。
- 運用利回りは何%を想定すべき?
- 世界株式インデックス(eMAXIS Slim 全世界株式等)の過去20年平均は5〜7%。慎重に見積もるなら3%程度で計算するのが安全です。
- iDeCoを始めるのはいつから?
- 早ければ早いほど複利効果が効きます。20代から始めれば60歳時の運用益は数百万円の差に。掛金額より「早く・長く」が重要。
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※ 節税効果・運用益は試算です。実際は金融機関の運用商品・市場変動により変動します。受取時の課税は退職金との合算で変動するため、退職前に税理士・金融機関にご相談ください。