履歴書の封筒の宛名は「御中」と「様」のどちらを書く?
会社名や部署名だけに宛てるなら「御中」、担当者名が分かっているなら担当者名に「様」を付けます。日本郵便の「封筒の表書き・裏書きの書き方」のページにも、団体や部署に宛てて個人名が特定できないときは「御中」、現代では敬称はほとんど「様」でよい、「○○課御中 郵便太郎様」のように敬称を重ねるのは誤り、と書かれています。このツールは、入力に応じて次のように自動で付けます。
| 宛先の状況 | 宛名の書き方 | 敬称 |
|---|---|---|
| 会社名だけ | 株式会社サンプル商事 御中 | 会社名に「御中」 |
| 会社名と部署名(担当者名は不明) | 株式会社サンプル商事/人事部 御中 | 部署名に「御中」 |
| 会社名と担当者名 | 株式会社サンプル商事/山田 花子 様 | 担当者名に「様」 |
| 会社名・部署名・担当者名 | 株式会社サンプル商事/人事部/山田 花子 様 | 担当者名に「様」(部署名に「御中」は付けない) |
会社名は「(株)」のように略さず、「株式会社サンプル商事」と正式名称で書きます(日本郵便のページでも、略字を使わず「株式会社○○」と書くのが正式とされています)。入力欄に「御中」や「様」を自分で書いてしまっても、ツールが取り除いてから付け直すので、重なりません。
具体例:縦書きの宛名と、住所の漢数字の変換
応募先を「株式会社サンプル商事 人事部」として入力したときの宛名の例です(会社名・住所は架空です)。
人事部 御中
人事部
山田 花子 様
返信する側が「行」を消して書き直す
縦書きの住所に含まれる数字は、次の3通りから選べます(入力が「東京都千代田区丸の内1-9-2」のように算用数字でも、自動で変換します)。
| 入力 | 漢数字・位取りなし | 漢数字・位取りあり | 算用数字のまま(縦中横) |
|---|---|---|---|
| 1-9-2 | 一ー九ー二 | 一ー九ー二 | 1ー9ー2(数字は縦に並びます) |
| 12番地 | 一二番地 | 十二番地 | 12番地 |
| 10丁目 | 一〇丁目 | 十丁目 | 10丁目 |
| 105号室 | 一〇五号室 | 百五号室 | 105号室 |
| 2026 | 二〇二六 | 二千二十六 | 2026 |
ハイフン(「-」)は、縦書きでは縦線のように見える「ー」に直します。位取りありは4桁まで、5桁以上の数字は位取りなしで表示します。どれが正しいという公的な決まりは確認できませんでした。一つの住所の中で方式を混ぜず、同じ方式に揃えると読みやすくなります。
角形2号と長形3号の寸法は?どちらを使う?
封筒の寸法はJIS S5502「封筒」に基づく値で、日本郵便のページに一覧が載っています。
| 封筒 | 寸法(mm) | 使い方の目安 |
|---|---|---|
| 角形2号 | 240×332 | A4(210×297mm)を折らずに入れる。履歴書や職務経歴書を折りたくないとき |
| 長形3号 | 120×235 | A4を三つ折りにして入れる。書類が少ないとき |
| (参考)長形4号 | 90×205 | B5を三つ折りにして入れる |
| (参考)角形20号 | 229×324 | A4を折らずに入れる、角形2号よりひとまわり小さい封筒 |
履歴書は折らずに送るのが一般的なので、角形2号を選ぶ人が多くなります。切手代は重さで変わるため、封筒ごとの料金は「履歴書の郵送料金」で確認できます。
「履歴書在中」はどこに、どう書く?
表面の左下に、赤字で「履歴書在中」と書き、四角で囲むのが一般的です。このツールは、赤い文字を枠で囲んだ形で左下に印刷します。履歴書だけなら「履歴書在中」、職務経歴書も入れるなら「応募書類在中」か「履歴書・職務経歴書在中」にすると、中身が合います。「在中」は法律や公的な決まりではなく、受け取った人が開ける前に中身を分かるようにする慣習です。日本郵便のページには書かれていないため、応募先に指定があればそれに従ってください。
切手と差出人はどこに書く?
- 切手:横長の封筒でも、縦長に持ったときに左上になる位置に貼ります(日本郵便)。
- 差出人:裏面に、表書きより小さめの字で書きます。横書きの場合は封筒の下の3分の1に収めるとよい、とされています(日本郵便)。このツールは、裏面の左下に印刷します。
- 封をするとき:セロハンテープやホッチキスでとめないほうがよい、とされています(日本郵便)。のり付けした場合に封じ目へ「〆」と書くのは慣習で、手書きで足してください。
返信用封筒の「行」は、「御中」「様」にどう直す?
返信用封筒には、返信を受け取る側(自分)の住所と氏名のあとに「行」(または「宛」)と書いておきます。受け取った側が、次の手順で直して返送します。この直し方は日本郵便のページには書かれておらず、一般に行われている作法です。
- 「行」を二重線で消す:定規を使い、縦書きなら縦の線を2本引きます(修正液で消さず、二重線にするのが作法とされています)。
- 消した文字の横に書き直す:縦書きなら左側に、会社や部署に宛てる場合は「御中」、個人に宛てる場合は「様」と書きます。
- 「宛」「係」でも同じ:「宛」や「係」と印刷されている場合も、同じように消して、「御中」か「様」にします。
自分で返信用封筒を用意するときは、このツールの「返信用封筒」を選ぶと、自分の住所と氏名のあとに「行」を印刷します。返信用封筒には、返送する書類の重さに合う切手を貼って同封します。
封筒に宛名を印刷するときのコツ
- プリンターの対応を確認する:角形2号の封筒に印刷できない家庭用プリンターもあります。お使いの機種の説明書で、印刷できる封筒を確認してください。印刷できないときは、プレビューを見ながら手書きで写す方法もあります。
- 実寸で印刷する:印刷ダイアログで用紙サイズを封筒の大きさに、倍率を100%に、余白を「なし」にします。PDFは封筒と同じ大きさ(長形3号なら120×235mm)で作られます。
- 試し刷りで位置を確かめる:普通紙に印刷して封筒に重ね、ずれていたら「位置を右へ/下へずらす」に数値を入れて直します。
- 郵便番号枠つきの封筒:日本郵便のマニュアルでは、郵便番号枠は7けた1段で、上端から12.0mm、右端から8.0mm(許容誤差±1.5mm)、色は朱色または金赤色とされています。枠が印刷済みの封筒では、枠線のチェックを外して数字だけを印刷します。
このツールが描く枠は、長形3号では上記の位置(上12mm・右8mm)に合わせています。角形2号は、日本郵便が示す別の様式(上18mm・右18mm、JIS規格ではない推薦様式)の値を使っています。どの封筒に対応する値かはマニュアルに書かれていないため、目安です。枠の1つ1つの大きさは図で示されており、今回確認できていません。
封筒の書き方でよくある間違い
- 「御中」と「様」を重ねる:「人事部御中 山田様」のように重ねるのは誤りです。担当者名があれば「様」だけにします。
- 会社名を「(株)」と略す:応募書類では「株式会社サンプル商事」と正式名称で書きます。
- 返信用の「行」をそのまま返す:返信用封筒の「行」は消して、「御中」か「様」に直します。
- 差出人を表書きより大きく書く:差出人は表書きより小さめの字にします。
- 住所の数字の書き方が混ざる:「一二番地の3」のように、漢数字と算用数字が混ざらないようにします。
よくある質問
- Q. 履歴書を送る封筒の宛名は「御中」と「様」のどちらですか?
- 会社名や部署名だけなら「御中」、担当者名が分かるなら担当者名に「様」を付け、両方は併用しません。日本郵便の「封筒の表書き・裏書きの書き方」のページにも、「○○課御中 郵便太郎様」のように敬称を重ねるのは誤りと書かれています。担当者名が分からないときは、会社名と部署名を書き、部署名に「御中」を付けます。
- Q. 「履歴書在中」は封筒のどこに書きますか?
- 表面の左下に、赤字で書いて四角で囲むのが一般的です。法律や公的な決まりではなく、開封前に中身が分かるようにする慣習で、日本郵便のページには書かれていません。職務経歴書も入れるときは「応募書類在中」または「履歴書・職務経歴書在中」にします。
- Q. 返信用封筒の「行」は、どう直せばいいですか?
- 「行」を定規で二重線で消し、会社や部署に宛てるなら「御中」、個人に宛てるなら「様」に書き直します。縦書きなら消した文字の左側に書きます。「宛」「係」と印刷されている場合も同じです。この作法は日本郵便のページには書かれておらず、一般に行われている方法です。
- Q. 履歴書の封筒は角形2号と長形3号のどちらを使えばいいですか?
- 履歴書や職務経歴書をA4のまま折らずに送るなら角形2号(240×332mm)、A4を三つ折りにするなら長形3号(120×235mm)です。寸法はJIS S5502に基づく値で、日本郵便のページに載っています。履歴書は折らずに送るのが一般的なため、角形2号を選ぶ人が多くなります。
- Q. 縦書きの住所の番地は、漢数字と算用数字のどちらで書きますか?
- どちらかに決まった公的な規則は確認できませんでした。縦書きでは漢数字で書くことが多く、「一ー九ー二」のような位取りなしと、「十二番地」のような位取りありがあります。このツールでは、位取りなしの漢数字、位取りありの漢数字、算用数字のまま(縦中横)の3通りから選べます。
出典と確認日
確認日:2026-11-04
- 日本郵便:JIS S5502:2010「封筒」に適合する封筒の条件(長形3号120×235mm、角形2号240×332mm、長形4号、角形20号などの寸法)
- 日本郵便:封筒の表書き・裏書きの書き方(「御中」「様」の使い分け、会社名の略さない書き方、切手の位置、差出人の書き方、封の仕方)
- 日本郵便:郵便番号・バーコードマニュアル 郵便番号枠(7けた1段、上端12.0mm・右端8.0mm、色の規定、推薦様式の位置)
確認できなかったこと:「履歴書在中」の書き方と位置、返信用封筒の「行」の直し方、封じ目の「〆」、縦書きの住所の数字の使い分けは、日本郵便のページに記載がなく、慣習として説明しています。郵便番号枠の1つ1つの大きさ(図で示されています)と、角形2号にどの様式の枠が対応するかも確認できていないため、角形2号の枠の位置は目安です。応募先から指定がある場合は、そちらに従ってください。