動画編集の指示書メーカー(外注用テンプレート)
動画編集を外注するときに渡す指示書(発注ブリーフ)を、項目を選んで入れるだけで作ります。目的・尺・素材・カットとテロップの方針・BGM・NG事項・参考動画・納期・修正回数・納品形式まで、そのまま送れる文章になります。クラウドソーシングの募集文と知り合いの編集者への依頼文の例文も一緒に作れます。
動画の種類(ひな形)
選ぶと、下の方針をよくある内容に入れ替えます(目的・素材の場所など、動画ごとに違う所は空けておきます)。
① 目的・見てほしい人
② 素材
④ 音・サムネイル・演出
⑤ NG・参考動画
⑥ 納期・修正・納品
⑦ 取引条件・連絡(任意)
クラウドソーシングの募集文(例文)
知り合いの編集者への依頼文(例文)
入力内容はどこにも送信されません。作成中の内容は、このブラウザの中にだけ保存されます。
指示書がないと起きやすいトラブル
- イメージが違って修正が往復する:「いい感じに」「テンポよく」だけでは、人によって思い浮かべる動画が違います。参考動画のURLと「どこを参考にするか」を書くと、1回目から近いものが届きます。
- テロップの誤字・表記ゆれ:社名・商品名・人名・専門用語は、編集者には正解が分かりません。正式な表記を書き出しておきます。
- BGMの権利:無料の音源でも、商用利用やYouTubeの収益化に条件がある場合があります。誰が用意するか、商用で使える音源かを決めておきます。
- 納品形式の違い:横型で届いたがショートに使いたかった、解像度が足りない、などは作り直しになります。
- 修正回数と追加料金:「何回でも直してもらえる」と思っていた、という食い違いが起きやすい所です。無料の回数と、超えたときの料金を書きます。
- 使ってはいけない場面:社外秘の画面、通行人の顔、他社のロゴなど、映ってはいけないものはNGとして先に伝えます。
指示書に書く項目と書き方の例
| 項目 | 書き方の例 | ポイント |
|---|---|---|
| 目的・見てほしい人 | サービスの流れを知って無料相談に申し込んでもらう/40〜50代の経営者 | テンポや言葉づかいを決める手がかりになります |
| 完成尺・本数 | 8〜10分・月4本 | 料金は完成尺で決まることが多い |
| 素材 | 共有フォルダ/カメラ1台・20分前後 | 素材の長さで作業時間が変わります |
| カット | 無音・言い淀みはすべて切る/笑いの間は残す | 「残してほしいもの」も書く |
| テロップ | 全編・白文字+黒フチ・1行16文字・数字は半角 | 量・色・フォント・文字数・表記 |
| BGM・効果音・サムネイル | BGMはおまかせ(商用可)・効果音は控えめ・サムネ1枚 | 誰が用意するかを書く |
| NG | 他社のロゴはぼかす・歌詞のあるBGMは使わない | 一番大事なことから書く |
| 参考動画 | URL+「テロップの色と大きさ」 | どこを参考にするかまで書く |
| 納期・修正 | 初稿◯日・最終◯日・無料の修正2回まで | 超えた場合の料金も |
| 納品形式 | MP4(H.264)横1920×1080 | 縦型が要るなら最初に |
修正回数の決め方
- 無料の回数と、超えたときの料金をセットで決める:回数だけ決めると、超えたときに困ります。「1回◯円」「◯回目からは別料金」のように書きます。
- 修正は1回にまとめて伝える:気づいた順に送ると、そのたびに1回と数えられることがあります。全部見てから、まとめて送りましょう。
- タイムコードを付けて文章で:「03:15 のテロップ『◯◯』を『△△』に」のように書くと、聞き違いが起きません。
- 大きな変更と小さな修正を分ける:誤字の直しと、構成の入れ替えでは手間がまったく違います。構成を変えたいときは、追加の作業として相談します。
納品形式の決め方
- YouTube:MP4(動画H.264・音声AAC)、フレームレートは撮影と同じ、横型は16:9がYouTubeの推奨です(YouTubeヘルプ)。1920×1080を指定するのが一般的です。
- ショート・リール・TikTok:縦型の1080×1920を指定します。横型の動画から切り出してもらう場合は、どの場面を使うかも伝えます。
- 一緒にもらうもの:サムネイル画像、字幕ファイル(SRT)、BGMのクレジット、章ごとの時間など。編集のプロジェクトファイルは、渡さない・別料金とする編集者も多いので、必要なら最初に伝えます。
個人の編集者に頼むときの決まり
2024年11月に施行されたフリーランス法(特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律)により、個人に業務を委託する事業者は、業務の内容・報酬の額・支払期日などの取引条件を、書面やメールなどで示す必要があります。従業員を雇っている事業者は、納品を受けた日から60日以内に報酬を支払う必要もあります。このツールの「⑦取引条件」を埋めて送れば、条件を文章で残せます。
指示書を作るのが手間な場合は、打ち合わせなしで自動で編集するサービスを使う、という選択肢もあります。
よくある質問
- 動画編集の指示書には何を書けばいい?
- 目的と見てほしい人、完成尺と本数、素材の場所、カットとテロップの方針(量・色・フォント・表記)、BGMと効果音、NG事項、参考動画、納期、無料の修正回数、納品形式です。報酬・支払日・著作権の扱いも同じ文書に書いておくと、あとで食い違いが起きにくくなります。
- 修正回数は何回にすればいい?
- 決まりはありません。無料で直せる回数と、超えたときの料金を最初に決めておくことが大切です。修正は1回にまとめ、タイムコード(03:15など)を付けて文章で伝えると、回数を使い切らずに済みます。
- 納品形式は何を指定すればいい?
- YouTubeに載せるなら、MP4(動画はH.264、音声はAAC)で、フレームレートは撮影と同じにするのがYouTubeの推奨です。横型は1920×1080、縦型のショートは1080×1920を指定するのが一般的です。プロジェクトファイルが必要なら、別料金になることがあるので最初に伝えます。
- 個人の編集者に発注するとき、法律で決まっていることは?
- フリーランス法(2024年11月施行)により、個人に業務を委託する事業者は、業務の内容・報酬の額・支払期日などの取引条件を書面やメールで示す必要があります。従業員を雇っている事業者は、納品を受けた日から60日以内に報酬を支払う必要もあります。
出典
- YouTubeヘルプ「YouTube にアップロードする動画におすすめのエンコード設定」(2026年11月4日確認)
- 公正取引委員会「フリーランスの取引適正化に向けた公正取引委員会の取組」(2024年11月1日施行)
関連ツール
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※ 作成した文章はひな形です。契約の内容は、相手と話し合って決めてください。法律の内容は施行時点の公表資料によります。